昭和レトロな雰囲気で認知症の方でも安心できる老人ホームを目指そう!(^^)!
おはようございます( ^ω^ )
社会福祉士&ケアマネのきっくんです!
先日
新しく新設された有料老人ホームの
内覧会に行って来ました( ◠‿◠ )
入った瞬間‥
高級ホテル並みのロビーに
共同スペースには
オシャレな
ソファーやテレビ台‼︎
まるで
オシャレカフェのような
テーブルや椅子に壁紙‼︎
床は
クッション性のある
フロア材‼︎
もちろん水回りは
自動水洗に自動洗浄‼︎
最新の
大型テレビに
冷蔵庫や炊飯器の数々‥
お風呂は個別に入れる浴槽から
寝たきりの方でも入浴出来るように
最新の機械浴‼︎
福祉用具の
ポータブルトイレにいたっては
排泄物を自動で専用の袋に包みで
臭いをなくし
衛生的に使用できる
ようになっていました!
隅々まで
オシャレで
清潔感に溢れ
快適な空間‥
こんな環境で生活できるなんて
凄い羨ましい〜♪( ´▽`)
と感じました!
ホントに
最近、新設される有料老人ホームは
もちろん
グループホームだったり
見学に行きますが
とても快適な環境な
作りになっていると
実感します( ◠‿◠ )
とても
汚い・きつい・危険の3Kで薄給とは
縁がないと思える程です!
利用者さんだけではなく
職員さんも
やっぱり綺麗でオシャレな空間の
場所で働きたいですよね( ◠‿◠ )
そんな最先端の
施設に
利用者さんからしたら
住みたい‼︎とか
職員からしたら
働きたい‼︎と
思うはずです♪( ´▽`)
私自身
新設されたばかりの
施設で働いた経験がありますが
あの老人ホーム特有の匂いはなく
すべて目に入る物は綺麗だったので
働きやすい職場でした( ^∀^)
だけど‥
そんな快適な環境の施設でも
その快適さが
ある方々にとっては
逆に不便な環境を
作ってしまうことになります。。
私達は「今」を生きていますが
中重度の認知症の方々は
輝かしい
充実した毎日を生きていた
「昭和」の時代を
今でも生きています!
私が
新設された施設で働いていた頃
ある認知症の方は
トイレの後に手洗いをする時
自動センサーで水が出るように
なっていることを
理解することが出来ずに
ひねる蛇口を
探したりする
場合がありました
食事を作る際にも
IHクッキングヒーターの使い方は
分かりません。
電子レンジも
昔のダイヤルを回すタイプ
ではないです。。
テレビも
チャンネルを合わせる際
ガチャガチャ回す
アナログテレビでもありません。
電化製品から家具に至るまで
昭和と現代では
生活様式が異なります。
平成29年版高齢社会白書(概要版)より以下引用
65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、平成24(2012)年は認知症高齢者数が462万人と、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)であったが、37(2025)年には約5人に1人になるとの推計もある。
上記の引用部分でもわかるように
認知症の人口数は増加します。
したがって
有料老人ホームで
生活される認知症の利用者さんは
決して少数派ではない
ことがわかります。
すべての生活様式を
昭和の時代のようにする事は
難しいと思いますが
今や
懐かしい昭和時代の看板やポスターなど
貼ったり
昭和の家庭の雰囲気が味わえる
ような環境作りも
時代に逆行しているかも
しれませんが
斬新的です( ^ω^ )
ホテルみたいな
綺麗で便利で快適な環境作りも
いいかも知れませんが
認知症の利用者さんからの視点も
取り入れる事は
重要ではないかと思います!
いつも最後まで
読んで頂き
ありがとうございます( ◠‿◠ )
では
楽しい週末を
過ごして下さい♪( ´▽`)