認知症の利用者さんの『家に帰る』に対してのストレスを軽減しよう!〜介護職員のあるある悩み〜
どーも(^◇^)きっくんです(^^♪
暑くなったり、寒くなったり、コロコロ気温で洋服もいったい、何を着ればいいのか
分からなくなる状態です(´・ω・`)
さて、今回の記事は、
介護応援ブログ
として介護職員のあるある悩みについて書いていこうと思います!
それは‥
「認知症の利用者さんの『家に帰る』に対してのストレスを軽減しよう!
です!
著者は、介護を始めたばかりの頃は、グループホームでの勤務でしたが、
本当に夜勤をするのが嫌でした(T_T)
それは、なぜか?
夕方になり、日勤者が数人帰られると同時に、利用者さんもなんだか
そわそわ‥そわそわ‥
「もうこんな時間!早く帰らないと!」
「早く家に帰らないと怒られるわ!」
著者「えっうそでしょ‥‥今から、俺一人なんですけど…一人で皆様のケアを…」
今から、夕食の準備や、後片付け、トイレ、お部屋への誘導、掃除‥その他もろもろ‥
たくさんのお仕事が待っている
この状況‥
「俺も帰らせてくれ~(T_T)日勤の職員さん‥待ってくれ(心の叫び~)」
夜勤の時は、いつもこんな状態からの夜勤スタートでした(´・ω・`)
いわゆる
「夕暮れ症候群」
です!
その日によっては、
「夕暮れ症候群」から
「夜間帯の不眠」にバトンタッチ‥‥
仮眠もとれない状況‥そして、夜勤が終わる頃には、立っているのがやっとの
状態‥
夜勤の事を考えるだけでストレスが溜まる毎日‥
もう介護の仕事辞めてやる~!!
何度もこの気持ちになりました。
けど、
人の役に立ちたい。自分で決めて苦労して専門学校を卒業し、この道で頑張りたいと決断したんだ。
↓↓※何故、この介護の道で頑張ろうと決断したのか経緯が書いてあります(^◇^)↓↓
良かったら読んでもらえたらうれしいです(^^♪
だから頑張るしかない!!!
当時は、介護始めたばかり。正直「夕暮れ症候群」の言葉自体知らなかった。
この現状をどうにかしたい!!
そもそも、なんで夕方になると帰りたいの??か理由が分からなかった。
調べた結果
- 夕方は、炊事などたくさんやることがあったので周りが慌ただしくなると何かしないといけないという気持ちになってしまう。
- 外が暗くなると、ここがどこかも、周りに知らない人ばかりいて不安になり、安心できて、落ち着ける家に帰りたい気持ちになる。
- 夕方は、血糖値が下がり空腹になる。
といった状態になるとのことでした。
確かに、夕方は、子供たちのご飯の準備などあり、家には大切な家族が待っている。
しかも現在のように便利な電化製品はない時代。
そして今ここはどこなのか、周りにいる人たちはだれなのか分からなかったら、
当然に
「我が家に帰りた い!」
と著者も絶対に思います!!大半の方は同じ気持ちだと思いますが、一番落ち着くこと
できる空間は「家」ですもんね!
認知症ケアに精通している職員の方に質問したり、月に1度の事業所の会議で話
合いをしたりどのように今後、取り組む
べきか検討しました。
職員や他の利用者さんと馴染みある関
係、信頼できる関係を築いていくことで
安心や落ち着ける環境を築くことを目標
にすること。
そして、取り組むべきこととして挙がったのが
- 夕方になると職員も業務に追われ、慌ただしくなっている現状があるので夕方は、ゆっくりとした雰囲気をつくる!!
- 夕方に何か役割を持ってもらう!!
- 夕食に影響を及ぼさない程度に小腹を満たす!
など、個々の利用者さんで取り組むべき
内容も異なると思いますが、上記の取り
組みを行いました。
するとどうでしょう??
2~3か月後、いつも夕方になると「家の事をしていないので帰らせてもらいます。」
と毎日のように言っていた女性の〇〇さん。
著者が夜勤をしている時の事でした。
いつものように夕食後のたくさんの食器洗いをしている時、後ろから肩を軽くたたかれ
振り返ると、女性の〇〇さんが、こう言ってきたのです。
「ここは、私がするから、ほかの仕事をしてらっしゃい。」
なんと、夕暮れ症候群が生じないばかり
か、著者が自分の仕事だと思っていた
沢山の食器洗いの手伝いを申し出たので
す!!
本当に飛び跳ねたくなるほど、嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています!!
最後になりますが、いつも、夕方になると夕暮れ症候群があった〇〇さん。
安心できて、落ち着いて過ごせる環境で生活を送っている過程に
立ち会わせてもらい、
これこそが、
介護の醍醐味ではないかと思いました。
そしてこの喜び、やりがいを感じることで認知症介護における
ストレスも軽減出来るのではないでしょうか??
いかがっだでしょうか??
今回の介護応援ブログの記事を通して、介護の仕事で
お役に立てたら幸いです!(^^)!
最後まで読んで頂き、本当にありがとう
ございます!
お体に気をつけて!
また明日お会いいたしましょう(^^)/