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 一人でも多くの方が、介護に関する悩み、ストレスを解消する事で、介護がもっとスキになる!介護がもっと楽しくなる!そんな介護応援ブログを目指します(^^♪

セクハラ問題!利用者さんの人権はなしってことですか?~介護現場編~

 


 

どーも!(^^)!

いつもお世話になっております!

きっくんです(^◇^)

毎日、4月とは思えないほどの

暑さが続いていますね!

連日、真夏日の気温となっている地域もあるようです!

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本日の記事は、今話題になっています

セクハラ問題

 

について書いていこうと思います!

 

 

しかし

天下の財務省

お偉いさんも脇が甘いといいますか

同じ男として酔った勢いであのような

『〇〇触っていい?』とか

女性に言いたくなる気持ちは

分かりますが←※セクハラを肯定しているのではありません(´・ω・`)

 

さすがに立場が

国民の為に行政を全うする立場の公人なので

いくらプライベートでも、発言に注意する必要がありましたね~(T_T)

 

同じく財務省がらみなんですが

なぜ訪問介護

ボランティアの領域に移行させていく提案

をしてきたのか‥‥。

介護保険制度における財政が圧迫しているからとはいえ

これまでの介護の専門性は一体なんだったんだ‥‥。

と考えさせられるような提案でした。

 

 

すみません‥

セクハラ問題から話がズレていました(゜o゜)

セクハラ問題はいまや、日本だけの問題ではなく

世界中の問題となっております!!

著者が、長年携わっている

介護の現場においても

この『セクハラ問題』

が生じています!

 

以前

著者が務めていたグループホーム

足腰が強く

外に出ても

いつも走りまわるくらい

元気いっぱいの

認知症の男性利用者さんがいました!!

いくつになっても男性は

男性のままなので

お気に入りの女性職員に対して

お部屋に誘ったり

添い寝を頼んだり

お尻を触ってみたり

セクハラのオンパレード状態でした(T_T)

いくら、仕事だといえ

女性職員もどのように対応をしてよいのか

悩んでいました。

そして事業所内のミーティングにおいて

その女性職員だけではなく、複数の女性職員も

同じようなセクハラ被害を受けていたことが発覚しました(T_T)

今思えば、セクハラ被害を受ける女性として

セクハラ被害を受けていると名乗り出る事は

ただでさえ難しいのに‥‥

女性職員の勇気ある被害の申告に

ありがとう(T_T)

被害を受けた方は、精神的苦痛を伴い、今後の人生において悪影響を及ぼしてしまう。

いくら利用者さんでもセクハラはダメ!

セクハラをしてきたら

断固たる決意でセクハラをさせないように怒って注意しましょう<(`^´)>

それでは、みんなで

 

せ~の!!

 

セクハラは絶対に許せない!!

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けどちょっとまって‥‥

そのセクハラをしている当事者は‥

認知症のある利用者さん‥

認知症のある利用者さんの人権を守ることも

我々の使命である。

セクハラの事について

その利用者さんに注意したりしても

記憶障害により

忘れてしまうかもしれない。

本人がなりたくて

なったわけではない認知症のせいで

判断力などが低下して

セクハラに及んでいるのかもしれない。

自分の意思で酒飲んで酔って

セクハラ発言したのとはわけが違う‥

認知症があっても

そうやってセクハラをすることは

他者に関心があるということだし

元気な証拠だから

女性職員の皆さん

温かく迎え入れましょう!!

とセクハラ肯定することも

出来ない(T_T)

女性職員と男性利用者さんの

人権を守らなければならない。。。

セクハラ問題についての

ミーティングにおいて

『どうすればいいんだぁ~(T_T)』

果てしなく悩みました‥

そもそも、

なんでセクハラをしたがるの??

というところから

掘り下げて考えることにしました。

男性だからじゃないの??

ていう声も聞こえてきますが、

確かに男性だからといっても

男性だからという理由だけでは

解決の糸口が見つからないと

思いました。

・そもそも、若い頃から、

セクハラ的な事を女性に対して

していたの?

・普段の生活の中で、

寂しい思いをしているのではないか?

・何も精力的に取り組める事が

ないのではないか?

など

色々と考えてはみましたが

納得のいく解決策は

見つからぬままでした。

結局、事業所内で話し合った結果

として

今後

どのようにセクハラをされる

男性利用者さんと向き合えばよいか

について

・極力、密室で女性職員と男性利用者さんが

二人っきりになるのは避ける。

・セクハラ発言や行為をしてこられた時は

嫌な思いをしてしまうことを伝えて

やめて頂くようにやんわり拒否する。

または、話題を変えて他の事に気をそらす。

・趣味や特技など何か精力的に取り組めることを

見つけるお手伝いをする。

・寂しい思いをさせないように家族に協力をもらって

外出など家族と過ごす時間を設けたり

職員も意識して声をかけたりする。

など取り組みました。

これが適切な取り組みであったかについては

いまだに分からない事ではあります(T_T)

 

 

取り組みの結果としては‥‥

 

完全にセクハラをしなくなった

という事には

なりませんでしたが

取り組み前に比べてはあくまでも

女性職員の主観的判断ではございましたが減少したとの事でした。

 

最初は、やはり拒否することで逆ギレされたり

精力的に取り組める趣味や特技が見つからなかったり

特技や趣味が見つからず悪戦苦闘していましたが

なんとか

女性職員も精神的苦痛により

退職するなどの事態に至ることはなく

男性利用者さんも

セクハラが原因で退居に至る事は

なかったのが救いでした(T_T)

 

 

最後になりますが

このセクハラ問題を通して

被害を受けた女性職員の

心のケアをしていくことは

何よりも重要ですが

セクハラに関わった利用者さんの

立場や気持ちに寄り添うことなど

双方のケアをしていく姿勢が

我々、介護に携わる者としては

必要なのではないかと

考えさせられました。

 

いかがだったでしょうか?

今回の

セクハラ問題

の記事を通して

あなたの施設や事業所などで

お役に立てれば嬉しいです!(^^)!

良かったら

コメントよろしくお願いします!!

では、また明日からの

介護や看護の仕事を

頑張っていきましょう(^^♪

 

 

いつも、

最後まで読んで頂き

本当にありがとうございます(^^♪

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