LIFE LOG(介護応援ブログ)

介護応援ブログ

 一人でも多くの方が、介護に関する悩み、ストレスを解消する事で、介護がもっとスキになる!介護がもっと楽しくなる!そんな介護応援ブログを目指します(^^♪

幸せな夫婦の物語

おはようございます(^◇^)

きっくんです!(^^)!

いつも

「介護応援ブログ」

を読んで頂きありがとうございます!

 

 

私が

介護の仕事を通して

これまで

たくさんの

利用者さんと

出会うことが出来ました(^◇^)

 

その中には

夫婦で

グループホームや有料老人ホーム

などに入居されている

または

在宅で夫婦で

生活をしている利用者さん。

 

 

その中で

夫が認知症になっても

長年

住み続けてきた

慣れ親しんだ

我が家で

夫婦で生活する

幸せな夫婦の物語

について書いていこうと思います(^◇^)

 

大きな勘違い(T_T)

 

ある日の事

著者にご相談を寄せて下さった

方がいました。

夫婦2人で自宅で生活を送っているが

徐々に夫の認知症がひどくなり

今後

介護保険のサービスを利用を

したいとの意向がありました。

介護度を確認して

これまでの経過や

認知症の程度

どのような点について困っているか

について

色々と奥さんに確認をしました。

 

話を伺って

まず

一番最初に

思ったことは

高齢の奥さんが

とてもではないが

 

今後

奥さんが

これからも

自宅で

夫の介護が続けられる状態ではないと

感じました。

 

何故かというと

夫の認知症

症状(外に出たら帰ってこれない、トイレ以外で家の中で放尿など)

では

高齢の奥さんでは

相当な介護負担が

かかっている状況だったからです。

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一通り

お話を伺って

著者は

このような感じで話を切り出しました。

「奥さんの介護負担を軽減して

夫の〇〇さんが安心して

生活が送れるように

ご夫婦の意向に沿って

ご夫婦が満足できる施設とかを探します!!」

 

と・・・

 

すると奥さんが・・

 

 

「いえ、違うんです・・

施設とかじゃなくてこれからも、家で一緒に生活したいんです!」

 

えっ(゜o゜)

 

 

何ですと!!

 

 

著者はてっきり

夫の認知症の悪化で家で介護することが負担が大きいので

施設や入居できる有料老人ホームを探しに来たんだと

ばかり思っており

かなり

勘違いをしていました(゜o゜)(´・ω・`)

 

何故このような勘違いしたかというと

これまでの著者の経験上

ご夫婦のどちらかが介護の負担が大きくなると

子供も県外に住んでおり

なかなか

日常的なサポートを

得られない状況において

高齢の夫

また高齢の妻が介護をすることは

肉体的にも

精神的にも

かなりの負担が伴います!!

 

なぜならば

その理由の一つとして

介護を職業として

働いている場合は

仕事が終えれば

基本的に

利用者さんの介護から解放されますが

 

家族の方の介護に関しては

24時間365日

介護の悩み、不安などから

解放されることはないからです!

なので

認知症の症状が悪化すると

短期間でお泊りが出来るショートスティを利用したり

グループホームなどに入居を希望されるケースが殆どでした。

 

 

たとえ夫が認知症になっても

 

奥さんは

何故

こんな苦労に苦労を重ねて

身を削りながら

夫の在宅での

介護を望まれているのか??

著者が今まで経験したことのない

ケースだったので

非常に興味を抱きました。

奥さんに

何故

夫とこれからも

一緒に家で生活をしていきたいのか

尋ねてみました。

奥さんによると

認知症のある夫は

いわゆる

典型的な九州男児!!

家では、亭主関白だったそうです!

著者も

一応九州男児ではあるが‥(´・ω・`)

寡黙でベラベラ話す事は苦手で

真っすぐに情熱的で人情溢れる!

誰からも慕われるような

存在だったそうです!(^^)!

そんな誰に対しても優しく

人情ある夫を

騙そうと利用しようとする

人達もいたらしく

仕事の失敗も多くしてきたとの事

でした。

どんなに苦しくても

どんなに周りから

バカにされても

どんな時も

困難に遭遇しても

決して

離れることはなく

いつも

一緒にお互いに

助け合って

今まで

生きてきたそうです

なので

夫が認知症になったとしても

これまでの苦労に比べれば

何ともない!!

 

夫や子供たちと

一緒に

この家で

楽しい事

嬉しかった事

辛かった事

悲しかった事

を感じてきた愛着のある家。

 

 

 

そんな我が家に

これからも

夫と共に

生活を歩んでいきたい。

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著者が出会ったご夫婦。

それは

紛れもなく

幸せな夫婦

在り方でした。

 

あなたにとって幸せとは?

 

結局、このご夫婦は

ショートスティも利用する事はなく

その他の介護保険サービスのみ利用していました。

それは、

周りの方から見たら苦労を

背負った夫婦と

思われるかも知れません。

 

けど

あと、何年生きる事が出来るかわからない。

老いても

認知症という

病気になっても

離ればなれになることなく

長年

家族との時間を刻んで

慣れ親しんだ我が家で

大切な人と

一緒に一日一日を

過ごせることだけでいい。

 

 

そんなご夫婦は

他の誰よりも

一番幸せなご夫婦だったと思います。

 

一人ひとり

幸せの定義は異なると思います。

その時の環境や気持ちでも

時の流れによって

変わることもあるかもしれません。

このご夫婦には

ご夫婦なりの幸せの形がありました。

 

 

あなたにとって幸せとは?

 

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最後に

 

「幸せな夫婦の物語~たとえ認知症になってもずっとそばに~」

最後まで読んで頂き

ありがとうございました!(^^)!

介護の仕事をしていると

本当にたくさんの

出会いや別れを経験することで

多くの学びを得たり

人生において

大切な気づきに

遭遇することが出来ます!

いつも

大切な人と一緒にいると

永遠に一緒にいれると

勘違いをしてしまう

ことがあります。

 

でも

 

その大切な人と

一緒にいれるのは

今日が

最後になるかも知れない。

だから

今日も一日

大切な人と

一緒にいれる幸せを

一分、一秒

時を感じながら

生きていきたい。

介護、看護職員の皆さん

在宅で

介護をされている家族の方々

のお役に立てる

「介護応援ブログ」

を目指していきます!!

今日も

一日頑張っていきましょう!(^^)!

 

 

 

 

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