LIFE LOG(介護応援ブログ)

介護応援ブログ

 一人でも多くの方が、介護に関する悩み、ストレスを解消する事で、介護がもっとスキになる!介護がもっと楽しくなる!そんな介護応援ブログを目指します(^^♪

俺、あの時、介護主任の事嫌いでした。けど‥今は尊敬してます。

おはようございます( ^∀^)

きっくんです!

5月の連休明けになると

なんとなく気分が落ち込んだり

食欲がないなど‥

いわゆる5月病‥

5月病の対策としては

趣味を見つけたり

音楽を聴いたり

するのが

いいみたいですね( ^∀^)

さて‼︎

今日の記事は

私が以前働いていた時の

介護主任とのエピソードについて

書いていきます!

是非‼︎

最後まで読んで頂けたら

嬉しいです( ^ω^ )

 

 

 

 

介護主任との出会い

 

私が福祉の専門学校を卒業した

13年前に

初めて介護施設で働くことになった

施設で

初めて自分の上司にあたる

介護主任と出会いました。

介護主任は施設の中では

数少ない男性職員で

当時30代半ばでした。

 

口数は少なく

なんか無愛想な感じ‥

 

あまり職員とは話して

笑っている姿はあまり

見たことはありませんm(_ _)m

 

たまに口を開けば

利用者さんの事に関して

こうした方がいいんじゃない?とか

そんな注意ばかり‥

 

なんか

かなりとっつきにくい人だなぁ‥

と最初の印象は最悪でした。

 

けど‥

この部署で

男は

介護主任と自分だけ(T ^ T)

これから先

大丈夫かなぁと不安になりながら

介護をするようになったのです。

 

 

嫌われていた介護主任

 

 

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まだ介護の経験もなかったので

先輩職員の業務指導を覚えるのと

同時に

利用者さんの性格や既往歴

認知症ケア

介護記録

介護計画書などなど

覚えないといけないことは

たくさん

ありました(T ^ T)

その頃の介護主任はというと

 

掃除はこうしろ‼︎

 

記録はこう書け‼︎

とか

一切、指導や助言を

私に対して言ってくる事は

ありませんd( ̄  ̄)

 

ただ利用者さんのケアに関しては

いつも注意されていました。。

 

一体

何を考えているか全く掴めない

人だな‥

そんな印象を持っていました。

 

そんな介護主任はというと

私達、職員に対しては

口数が少なく

無愛想なんですが‥

利用者さんに対しては

どんなに忙しくても

どんなに利用者さんが不穏でも

決して

動じる事なく

いつも平常心で

他の誰よりも優しく

気を配り

利用者さんの異変に対しても

すぐに気がついて

利用者さんに対して

気配り、目配りが

出来ていて

介護職のお手本みたいな

人でした。

 

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職員に対しては

口数の少ない介護主任でしたが

時には

女性の介護職員同士が

利用者さんの悪口を言っていると

その女性職員達に対して

介護主任が

「そんな◯◯さんの悪口を

二度と言わないでください‼︎」

とオブラートに包んで注意はせず

まさに直球ストレート

注意していましたm(_ _)m

口数の少ない人が

直球ストレートで注意すると

女性職員の人達は

あっけにとられた表情‥( ゚д゚)

 

そんな介護主任は

とにかく女性職員から

嫌われていました‥

私も含めて‥

 

 朗報‼︎介護主任が異動になる( ^∀^)

 

 

私が介護の仕事に就いて

早くも

2年が過ぎ去ろうとしていた時

ある日のこと

朗報が飛び込んできました!

なんと

介護主任が

別の施設に

人事異動になったのです( ^ω^ )

 

私を含め

周りの職員達は

それはそれは

歓喜に至り

肩を抱き合い

喜び合っていました( ^ω^ )

 

 

介護主任がいないとなんか違う‥

 

 

介護主任が異動になって数週間が経ち

主任が異動する前は

主任がいるだけで

緊張感が漂い

やりづらいなぁと思っていましたが

その介護主任も異動になり

最初の頃は

ようやく

伸び伸びと仕事が出来る

と幸せを感じながら

介護をしていましたが

次第になんか以前のような

利用者さん中心のケア

薄れてきていることに気づいたのです。

介護主任がいない事で

次第に緊張感が薄れ

いつの間にか

介護職員達のエゴが出るようになり

それぞれが

利用者さんの為ではなく

いかに自分達の

仕事を楽にしようか

考えてしまうように

なっていました。

本当に

このままでいいのか?

楽をしたくて

介護の道を選んだ訳ではない。

利用者さんの為に介護をしたいんだ!

そんな空虚な気持ちになっていた

ある時

他の部署にいた同僚と飲んでいた時

介護主任の話題になりました。

私が

「あの介護主任かなり周りから

嫌われていたなぁ‥

けど主任がいなくなって

なんか自分が目指す介護では

なくなっているんだよなぁ。」

と同僚に話すると同僚から

主任の意外なエピソードを聞きました。

 

ある時

他の部署の看護師が

私達のいる部署は

みんな優しいけど

医療の事はなんの知識もないと

バカにした様子で介護主任に

話をしていたそうです。

さすがの介護主任も

私達が嫌っている事を

察していたはずです‼︎

普通なら

一緒になって

その看護師と私達のことを

バカにするはずですが

介護主任は

「確かに医療的知識はなくとも

介護士の専門性を持って

利用者さんに接している。

少なからず

あなたよりは素晴らしい

認知症ケアを提供している」

介護主任らしく

オブラートに包むことはなく

その看護師にも

いつもの

直球ストレート

言い返していた

と聞いた時

私は

なんてバカだったんだ。と

自分を悔やみました。

 

介護主任は

私達のことなんか

ちっとも考えてくれていない。

当時のそんな考えは一瞬にして

消え去り

なんで

介護主任のことをもっと

理解してあげれなかったのか‥

と後悔しました。

 

 

介護主任から学んだ事

 

あれから

介護主任と離れて

10年が経ち

今は互いに

それぞれ違う施設で働いて

いますが

あの介護主任と一緒に働いていた

3年間が

認知症ケアとはどうあるべきか

介護主任から

たくさんのことを

学ぶことが出来ました。

今はその学びが

私の介護の原点となっており

今、振り返ってみると

今までの13年間の介護経験の中で

最も有意義な時間でした。

介護主任が掃除とか業務的な事は

一切口出しせずに

いつも利用者さんのケアのことばかり

指導していたのは

私達、介護職員1人ひとりが

将来、専門性を持った介護士として

成長できるように

部下から嫌われようが

上司に媚びる事もなく

ただ

私達介護職員の為に

必死になって

教えてくれていた事に

今更ながら

気づく事が出来ました。

 

介護主任の事

当時は嫌いでした。

けど

今は尊敬しています。

介護主任

本当にあの時は

ありがとうございました。

 

最後に

 

今回は私の介護の原点である

介護主任とのエピソードについて

書いてみました!

あの時介護主任との出会いがなければ

今もこうして

介護に携わる事はなかったかも

しれません。

介護主任と離れて

あれから

介護主任のような介護士になりたいと思い

介護の勉強を自分なりに

懸命に勉強してきました。

勉強すればするほど

介護主任がどれだけ

素晴らしい

認知症ケアを提供していたのか

気づきました。

認知症の事を勉強する事で

利用者さんの

思いに寄り添う事が出来て

悩みが解決したり

ストレスを感じる事が減少がしました。

 

 

アルツハイマー病 真実と終焉

アルツハイマー病 真実と終焉 "認知症1150万人"時代の革命的治療プログラム

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます( ^ω^ )

この記事を通して介護、看護の現場で

お役に少しでも立てれば幸いです(^^♪

今日も

一日頑張っていきましょう( ◠‿◠ )