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介護応援ブログ

 一人でも多くの方が、介護に関する悩み、ストレスを解消する事で、介護がもっとスキになる!介護がもっと楽しくなる!そんな介護応援ブログを目指します(^^♪

介護現場で起こるジレンマを解決しよう!!

 

どーも、きっくんです(^◇^)

今日の記事は、

介護現場で起こるジレンマを解決しよう!!

にしました!

 

 

何故、介護現場でジレンマが生じるの??

 

介護の仕事をしていると、介護の専門性、倫理観など

施設や事業所の勉強会、外部研修、資格勉強を通してたくさん学ぶ

機会がありますよね??

例えば

 

利用者さんの

自己決定を尊重しよう!!

 

残存機能を生かしたケアをしよう!!

 

その人のペースに合った介護を提供しましょう!!

‥とか

 

でも、あなたの実際の介護現場はどうでしょうか??

 

著者の介護現場では、‥‥

ご想像にお任せします(´・ω・`)

 

事業所、施設の見学に行くと、介護理念の中で、

「自己決定を尊重しよう!!」とか「残された機能を生かしたケアを提供します」

の文言が入っている理念をよく見かけます!

 

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よく、新人の介護職員は、介護リーダーなどの上司から

その理念の大切さや重要性など色々と教えられますよね??

けど‥

 

その教えられている横で、繰り広げられているのは‥‥

 

車イスを、自分で動かせて移動ができる〇〇さんに‥‥

ベテランの介護職員さんが

「〇〇さん、トイレに行って、着替えますよ!!」と

〇〇さんの車いすを押す姿‥

えっ‥

「あの職員さん‥ベテランさんですよね」??

「あの職員に、その理念の重要性など教えたらどうでしょ??」

と上司に言いたくなる衝動‥

 

著者は、そんな光景をよく見ます(T_T)

何故、こんな状況になるのでしょうか??

 

著者が思うには、介護職さんが求める事と利用者さんが求める事

そして国などの行政機関が介護の在り方

として求める事が

必ずしも

一致しないからだと思います。

 

時に互いの求める事が

相反することもあります。

 

例えば‥

入浴の場面を想像して下さい(^^♪

ふと、時計をみるともうすぐ

お昼ご飯の時間(゜o゜)

 

けど‥

 

まだ、残り4人くらい入浴介助しないといけない‥‥

 

そして、

今、自分の前にいる〇〇さんは、

自分で体や髪を洗えることの出来る〇〇さんだけど‥

〇〇さんのペースでお風呂は、入ってもらいたい

〇〇さんの出来る能力を発揮する場面を奪っていけない‥‥

 

けど‥(´・ω・`)

 

え~ぃ!

仕方ないっ!!

「〇〇さん、私が背中洗いますね!(^^)!」

というような感じです(T_T)

介護現場で起こるジレンマを解決するには??

 

では、この介護現場で起こるジレンマをどのようにしたらいいの??

となりますよね??

 

著者も13年間

介護の仕事をしていますが、

未だに、どのように解決するべきか

はっきりした答えが分かりません( ゚Д゚)

 

著者は、日々このジレンマ問題に直面し

た時、ずいぶんと悩まされました‥

ネットで調べても、いまいち納得のいく

解決法が見つからなかったです。

 

誰か納得のいく解決方法教えてくれ

~!!みたいな感じです‥

 

けど‥

 

著者は今、このジレンマに直面した時、このように考えるようにしています。

さっきの入浴の場面でいうと

 

その① 

ジレンマが生じる前にジレンマが生じないように対応を考える。てことです。

そもそも、昼食前に残り4人もいるという状況を作る方が悪いですよね!

ジレンマが生じる前になんとか対応できたはずですよね?

 

その②

会議などで対応など考えたが

どうしても昼食前までに

4人残ってしまう状況になるとします。

一人、ひとりにあったペースで

入浴をしてもらったら

とてもじゃないが昼食時間を

余裕で過ぎる!!

他の業務や休憩時間に影響がでて

残業が日常的に生じてしまう(T_T)

とかになりますよね?!

例えば、こうしたらどうでしょうか??

今日は、

一人で洗える〇〇さんには、

いつも洗いが不十分な背中だけを

介助させてもらおう!

とか

今日は〇〇さんには一人で洗ってもらって今日は、

他の利用者さんの〇〇さんは、

いつも、髪を洗う事が遅いので洗髪だけ介助させてもらおうとか

要は、

利用者さんと介護職さんの互いの妥協点を探る事が必要

なのではないかと

思います!

 

ソーシャルワーカーのジレンマ―6人の社会福祉士の実践から

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さいごに

 本日は、介護現場に起こるジレンマについて記事を書いてみましたが、本当に難しい

問題だなとつくづく感じました(T_T)

 

理想の介護ばかり追求しても結局は、

介護職員の方が苦労してしまい疲弊してしまう‥

利用者優先なのは、分かるけど‥

業務が終わらない事には帰れない。

 

だけど

 

介護の専門性は、業務をこなすことではない!!

利用者さんの生活の質を高めることが介護職の専門性だ!

ならば、業務も早く終わらせて

利用者さん一人ひと理想の介護が実践できるように

最初は、完全にはできないかもしれないが、

少しでも、理想の介護に完全に近づけられるように

みんなで話し合おうじゃないか!!

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これくらいの気持ちはあっても、いいんじゃないかなと

思います。

 

 

長文、最後まで読んで頂きありがとうございました!(^^)!

あなたの介護の現場でお役に立てれば幸いです(^^♪

では、また明日も元気にお会いしましょう!

 

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